指導主事物語 〜教育委員会に身を置いて〜

指導主事 英語教育担当 大変だけどおもしろい

教育にビジネスの論理を。

 見出しの通り。こんな風に書くと、嫌悪感を抱くひともいるかもしれない。教育はビジネスじゃない、と。

 そんなことは当然わかっている。でも、実際教育にはビジネス的な領域がある思う。ビジネスと言ったらあいまいかもしれない。教育には〇〇経営、という言葉が多いように、経営学に関わるものも多い。PDCAも教育業界オリジナルでは当然ない。カリキュラムマネジメントという、マネジメントもそう。リーダーを育てる、などもそう。

 

 ただ、教員は、驚くほどこの辺の分野を勉強してない。興味がない、という方が正しいかもしれない。授業そのものが本務。それはそう。そこで思考がストップしてないだろうか。

 

校務分掌の長になってもうまくいかない、と嘆く人が多い。それはそうだ。教育の分野ではないからだ。

 

 ということを、私は現場の時からずっと感じていた。なので、自分の民間時代のノウハウや半分趣味のように読んできたビジネス本の実践で前任校に応用してきた。

 

結論から言って成功している。教育の場でも、そして研修をする立場としてもどんどん導入していくつもり。これは自分としては強みだと思っている。